ドッグセラピストさんの講演会

横須賀市主催の「市民こころのセミナー」に行ってきました。

テーマは「ドッグセラピストが感じる近年のこころの問題
~慰問を通じて見えてきたこころの闇への対処法のヒント~」

講演者はジャパンドッグアカデミーのドッグトレーナー
上野妃乙美(ひとみ)さん。

日本における『ドッグセラピー』の活動は、1995年12月に
日本レスキュー協会のメンバーが犬を連れて阪神・淡路大震災
遺児を慰問し、クリスマス会に参加したことがきっかけで
始まったそうです。

『セラピードッグ』とは、人の心や身体をケアするために、
特別に訓練された犬のこと。どんな犬でもなれるわけではなく
適性として
 性格 : 温厚で怖がりでないこと、社交的、環境適応能力が
     高いことなど
 知能 : 訓練能力が高いことなど
が求められます。

『ドッグセラピー』とは、、セラピードッグとの交流を通して、
人の心や身体をケアし、QOL(生活の質)を高めることを目的として
実施されるケアプログラムのこと。

認知症や自閉症児、うつ傾向の方たちにドッグセラピーを実施した結果
次のような効果が見られたそうです。
 ☆セラピードッグと触れ合うことによって笑顔が増える。
 ☆言葉を発する機会が増える。
 ☆他の対象者に話しかけるなどの、社会性の向上がある。
 ☆ナチュラルキラー細胞活性が増加する。(※免疫力アップ)
 ☆「覚醒度」「意欲・活動欲」「睡眠障害」「会話」「焦燥」
  「集中力」などの尺度に変化がみられる。

まだ医療の現場では認められていない『ドッグセラピー』ですが、
派遣依頼は多いそうで、ドッグセラピストとセラピードッグの
育成が間に合っていないのが現状だそうです。

ドッグセラピストは通常のドッグトレーナーと違い、
臨床心理学をマスターする必要があるので、その分、厳しい
トレーニングが課せられるようですが、難関を突破しただけ、
信頼のおけるドッグセラピストさんが誕生するのでしょう。
セラピードッグの適性があるわんちゃんと暮らしていて、
心理職に関心があり、地域社会に貢献したい方には
チャレンジしがいのある資格のように思えました。

セミナーの後半は、ドッグセラピーでなくても、誰もが
心身の健康を保つために日常生活でできることについての
お話でした。

1.自分の認識や行動パターンを理解する
2.精神的・肉体的ストレスに気づく
3.無理をしない
4.孤立しない
5.規則正しい生活サイクル(朝起きて、夜寝る)

『まず、自分を知ること』が基本ですが、心身のバランスが
崩れている時は、これが何より難しいのではないでしょうか。

自分の性格傾向や行動パターンを知る簡単な方法として
上野さんは交流分析(エゴグラム)を紹介されていました。
エゴグラムはインターネット上にもたくさんの無料診断サイトが
あるので、やってみると面白いです。結果に優劣はありません。

自分の認識・行動パターンを知ると、どんな時にどんな対応をして
どんな気がするのか見えてきます。その結果、どんなことなら
気持ちに無理をさせずに出来るのかが分かってくるし、逆に
どんな状況だと、つい自分に無理をさせているのかが分かり、
そこから自分なりのストレス対処法やコミュニケーションの方法を
発見することができます。

講演終了後には、横須賀総合高校ダンス部のストリートダンスの
元気なパフォーマンスもあり、なかなか楽しいセミナーでした。

『ドッグセラピー』関連サイト:
日本レスキュー協会 http://www.japan-rescue.com/
ジャパンドッグアカデミー http://www.japan-dog-academy.com/
Wiz.dog Club http://www.wiz-dog.com/





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