ぐるりのこと。

神奈川県内での上映はもう終わっちゃったな、とあきらめてたら、
友だちから「横浜の映画館で上映している」と教えてもらい、
観てきました。とある夫婦の10年の物語。


めんどうくさいけど、いとおしい。
 いろいろあるけど、一緒にいたい。
               (公式サイトより)


作品の舞台となる1993年からの10年は自分の結婚の10年とも
ぴったり重なるので、ふたりのドラマと同時に描かれる
当時起きた事件を思い出し、この犯人もあの犯人も死刑になって、
もうこの世にはいないのだな・・・などと考えたり、

子どもの死がきっかけで鬱病になる妻・翔子を、
過去に実父が自殺しているというトラウマのためか
どこか感情が麻痺している(それでも温かい)夫・カナオが
見守り続ける姿を観ながら、うちの母の突然死の後、鬱病になった
父のことや、何十年も躁鬱が完治しなかった伯母を亡くなるまで
愛情深く支え続けたおじのことなども考えました。

人間のこころの奥底は誰にも分からない。
たとえ感じ取るものがあったとしても、それで相手のことを
判断したり、知ったような気になるのは、傲慢というもの。
すべてを分かり合えなくても、人と人が縁あって出会い、
どこか足りないもの同士、寄り添って支え合って生きていけば
希望が生まれるのでしょう。

カナオも翔子も絵を描きます。
 カナオが描くのは、人、人、人・・・
 翔子が書くのは、花、花、花・・・
  そんなことも印象的な映画でした。

http://www.gururinokoto.jp/

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